久留米工業大学は未来を感じる魅力的なモビリティ(乗り物)社会を研究する「インテリジェント・モビリティ研究所」を開設しました。自動車の研究開発を経験した教員による実践的な研究教育を強みとする本学の自動車システム工学専攻や交通機械工学科が中心となって革新的な研究成果を世界に発信していきます。
具体的には、知性(インテリジェンス)があり、単なる移動手段ではないパートナーのような乗り物の研究、自動運転技術、エネルギー効率の良い航空機のデザイン研究、次世代エンジンの研究などを行います。また、得意とする自動車工学を活かし、地域の農作業負荷を低減する農業機械や、体の不自由な方の室内移動をサポートする福祉機器など、広義のモビリティの研究も行います。
本研究所は外部エンジニアが常駐するスペースや会議室を設け、地域に開けた研究所としました。地域市民や近隣の小中高校を対象としたイベントも企画し、次世代を担う若者に工学の素晴らしさを伝えます。また、北部九州の自動車産業の発展に寄与する研究所を目指します。
社会貢献への想い
建学から強みとしてきた「自動車技術」をベースに、近年発展の目覚ましい「人工知能技術」などを融合した「新たなものづくり技術」で、地域企業や団体の皆さんが抱える様々な課題を解決し、
「地域の技術基盤を担う大学」
「ものづくり産業人教育を担う大学」
「より地域から愛される大学」
を目指します。